「派遣社員」という働き方にどんなイメージがありますか?
- お給料が安そう
- 契約更新が不安
- スキルが身に付かなそう
ネガティブなイメージもあるかもしれませんが、実は良い所もめっちゃあります。
私は社会人になってから10年以上派遣社員をやっています。
その私が感じた「派遣社員として働くメリット5つ」をご紹介します。
自分に合った働き方について考えている方への参考になると嬉しいです。
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①転勤・異動が無い
転勤での引っ越し、異動に伴う新しい仕事。
コロコロと労働環境が変わるのが好きな人もいますが、家庭環境やその他の理由で転勤などが難しい状況もあります。
派遣社員は勤務地が契約時に決まっていますので、転勤もありません。
また、仕事内容も契約時にお互い納得した中で仕事を開始するので、仕事の内容の大きな変化もあまりありません。
業務内容をしっかり契約書で結べるって強い気がする
組織改編の影響で上司や多少の業務内容の変化はあるかもしれませんが、正社員のように異動しただけなのに転職したみたい…という状況にはなりにくいです。
大幅な業務内容が変更になる場合は、必ず派遣会社から連絡が入ります。
同じ勤務地、同じ内容でずっとお仕事を続けたい場合は派遣という働き方もアリだと思います。
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仕事も頑張りたいけど、それ以外の時間を大事にしたいという方も勿論いらっしゃいます。
- 趣味も頑張りたい
- 家族との時間も大事にしたい
- 副業も頑張りたい
お仕事探しの際に、求人情報に残業時間の目安も一緒に掲載されているので、1ヶ月どれくらいの勤務時間になるか、大体の予測がつきます。
残業ほぼ無しから、がっつり月20時間以上まで幅広くお仕事も存在します。
「派遣で働く理由がある」というスタンスも、10年以上前に比べたら浸透してきている気がします。
10人いれば10通りの働き方があるよね
もし実際に働いてみて、残業時間が求人票に掲載されていたものと大きく違えば、派遣会社の営業さんに相談し改善してもらうことも可能です。
③責任の範囲が限られている
会社の未来を左右するようなプロフェクトは荷が重すぎる…
他部署の仕事も降ってくる…!
正社員で働いていると、おそらくこんな事も起きてくるでしょう。
しかし派遣社員は自分の仕事の範囲が決まっています。
プロジェクトを大きく動かすような判断を一任されることはありません。
また、職種にもよりますが数字やノルマを追いかけることもほぼありません。
責任や数字のプレッシャーを感じずに仕事を進めていくことができます。
与えられた業務を全うすることに集中し、その業務の中でのみ責任を負います。
④派遣営業さんのサポートがある
派遣社員の雇用主は所属している派遣会社です。
就業先の会社で何か困ったことがあった際の相談相手は派遣会社の担当営業さんになります。
契約外の仕事を任された、ハラスメントに合った、時間外の業務を強いられたなど、あり得なくはないことです。
就業先の会社の窓口に訴えても風習や文化は必ずあるので、なぁなぁにされてしまうことも…
しかし、その中でも派遣会社は第三者的な立場でいてくれるので、冷静に対応してくれることが多いです。
派遣会社も長く働いて欲しいので、派遣社員が困る状況を放置することはありません。
困りごとを就業先と調整をしてくれます。
私は運よく素敵な営業さんとの出会いが多かったので、色んな困りごとを相談しやすく、お陰様で満期の3年間走り切ることができています。
⑤スキルや経験を活かせる
プログラミングや語学のスキル、資格を存分に活かしたい。
そんな時にも派遣のお仕事は最適だと思います。
スキルや資格を活かせる派遣社員のお仕事は、例えば以下のような求人があります。
- 翻訳
- プログラマー
- デザイナー
- 介護士
例えば都内の翻訳のお仕事を探してみると、安くても時給1800円、中には2000円台、4000円台(!)のお仕事もありました(2023年1月現在)。
もしかしたら正社員で働くよりも実入りが良い可能性もあります。
効率よく自分のスキルを活かすには派遣のお仕事も探してみるのも良いかもしれません。
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デメリットは捉え方次第
もちろんデメリットもあります。
しかし、裏を返せばメリットにもなるので最終的には本人の捉え方次第になっていきます。
稼働日が少ないと給料が減る
派遣社員はあくまで時給ですので、GWや年末年始の時期は稼働日が減るのでその分手取りが減ってしまいます。
そのため収入が毎月一定ではありませんし、もちろんボーナスはありません。
しかし、副業の収入でそれをカバーすることも可能です。
新たなスキルや経験、人間関係も手に入れながら副収入を得るのは、残業や出張に縛られる正社員ではなかなか得られるものではないと思います。
責任のある面白い仕事ができない
重い責任のある仕事はあまり無く、それがメリットにもなりますが時折それが退屈になる時もあります。
これは長所でもあり短所でもあります。
「この仕事、私じゃなくてもいいよな…」と思ってしまうと仕事へのモチベーションに影響します。
これは本人の好みによるポイントだと思います。
終わりが必ずある
どんなに慣れ親しんだ職場でも、派遣法3年ルールで同一の職場、同一の部署で働けるのは最長でも3年です。
せっかく覚えた仕事やコツコツ築いた人間関係も、1度お別れをしないといけなくなります。
そんなに好きじゃない職場だとラッキーだけど、気に入ってる職場だと悲しい…
これも一長一短で、あと腐れなくてすごく良い!というタイプと、人との別れはとにかく悲しい…というタイプに分かれると思います。
最終的には本人次第
派遣社員のデメリットは裏を返せば長所でもあります。
「え~給料少ない」 ⇔ 「じゃあ他で稼ごう!」
「責任ある仕事したい」 ⇔ 「与えられた仕事だけするのが好き」
「3年でお別れ」 ⇔ 「深く関わらなくてラッキー」
そのため、このポイントをどう捉えるかにより、それは人それぞれになります。
労働条件は良くなっている
派遣社員は昔、会社までの交通費が支給されませんでした。
2020年4月から施行された「同一賃金・同一労働(改正労働者派遣法)」により派遣社員にも交通費が支給されるようになりました。
自宅から勤務地までの定期代はお仕事を決める1つの指標だったよ
派遣会社によっては在宅勤務手当が支給されたりと、だいぶ労働条件は良くなってきています。
まとめ
どう働きたいか=どう生きたいか、だと思います。
人は働くためだけに生まれてきたわけではありません。
自分の人生で何を一番大事にして貴重な人生の時間を過ごすか、に尽きるのではと思います。
働き方、すなわち生き方を皆さんはどうされますか。
その中に、「派遣社員」という選択肢があっても良いと思います。
素敵な人生の時間になるように、お互い頑張っていきましょう。
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