実家に帰るのは時に気が重い。
「甥っ子、姪っ子にあげるお年玉用意しなきゃ…」
「交通費の出費がかさむ…」
「親の元気な姿を見れるのは嬉しい…」
色んな想いが交錯する帰省。
そんな中、独身貴族を謳歌している私が、親に言われると「ううっ…」となるセリフがある。
それは琴線なんだ。どうかそれには触れないで欲しい。
こうして元気な姿を見せるだけでは駄目なんだろうか…。
それだけでは親孝行にならないのでしょうか…。
謎のプレッシャーをかけないでくれ。
交わし方、捉え方をどうか一緒に皆さんと考えたい。
絶対に言われたくないセリフが、そこにはある。
親の心配が身に染みる
分かっている。
全ては子を思う親の気持ち。
そうなんだ。
こんなに自分のことを心配してくれる人は他にいない。
ありがたい存在なのだ。
だからこそ、余計に心配かけさせたくない。
子供が親に何も言わないのは余計な心配をかけさせたくないから。
No new is good news.
この精神なのである。
でも親の方は心配だから色々と聞いちゃうし言っちゃう。
分かる、分かるよ、その気持ち(子供持ったことないけど)。
でもどうかもう1つグッとこらえて欲しい時もあるんだ…。
親に言われたくないこと
質問は時にして不意打ちでやってくる。
そしてストレートに心を突き刺すのである。
きっと関係性が近すぎるからこそ、過敏に反応することもあるんだろうと思う。
①良い人いないの?
悪い人さえいない。
出会いが無さ過ぎて、もはや悪い人(男)にも会えてないんだよ…。
でもそんなこと、親に言えない。
いつも親世代が言う、この「良い人」ってどういう人なんだろうね。
「都合の良い人」でも良い人よ。(へりくつ)
分かってる。
「恋人はいないのかい?」ってことだろう?
いないから聞かれたくないんだよ…。
「この子、干上がってるなぁ」って親に思われるのも何か嫌だ。
せめて、「悪い人(男)」か「都合の良い人」でもいてくれたら、もうちょっと堂々とこの質問に向き合えるんだけど、今の私は何も無いんだ…。すまない。
●●ちゃん、結婚したよ
地元の情報網が凄すぎる件。
都会で一人暮らししていると、そんな情報全く入ってこない。
幼い頃、仲の良かったあの子が結婚or出産。
ついにあの子も所帯を持った。
大変めでたいこと。
でももはや住むところも、人生のステージも変わってしまった彼女らと交わることはほぼ無いだろう。
そして親から無言の「で、あんたはいつなんや?」を感じる…。
そんなことは一言も言っていないんだよ。
でもこの時ばかりは私もエスパー魔美なんだ。
被害妄想かな…。
被害妄想であって欲しい。
③いつまで派遣やるの?
それは私も密かに思っとる。
でもそれなりに副業も頑張りながら一人で自立して暮らしながら、貯金も少しだけどちゃんと出来ているよ。
派遣=不安定、っていうイメージなんだろうな…
確かにそうかもしれないけど、正社員だから安定っていう時代はもう終わったんだよ。。
会社が潰れる時代、リストラされる時代。
もはや何が起こるか分からない時代だから、派遣でもちゃんと暮らしていればいいかなと私は思ってます。
あとは縁と運とタイミングだと思っています。
独り身でもせめて生活の基盤はあってくれ、という親心なんだと思う…。
母さん、私は大丈夫よ。
④ワシらも先は長くないで
あと何回、両親たちに会えるのか。
考えたくない。
だから、あえて考えないようにしている。
「母さん達もそんなに先は長くないからね」
目をそむけていることを、改めて言語化されるとシンプルに悲しくなる…。
生あればいつか終わりの日はやってきます。
皆、平等に終わりはやってきます。
次会える時はお互い元気な姿で会える保証なんてどこにもない。
だから、1回1回の帰省が貴重なんです。
父さん、母さん、おばあちゃん、どうか長生きして下さい
まとめ
親の心、子知らず。
まさにそうなんだと思います。
もし自分が子供を持ったら、きっと同じセリフを言うんだろうなとも思います。
全ては自分を心配して言ってくれているセリフ。
でも、分かっててもやっぱり言われると耳が痛い…。
皆さん、如何でしょうか。
- 良い人いないの?
- ●●ちゃん、結婚したよ
- いつまで派遣やるの?
- ワシらも先は長くないで
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